徒然草ぼうぼう

一応人間。ときおり呑んだくれ。

ウルルン代々木公園滞在記

こんにちはdayonneです

 

あなたは代々木公園を知っているだろうか?

 

そう、以前デング熱で有名になったあの代々木公園だ

(そこでせめるか?)

 

実は私は代々木公園の全貌をみたことがない

代々木体育館にバレーボールのW杯を観に行ったのに

(ひとりで さみしくなんかない さみしくなんか…)

 

公園内に入ってはいけない

dayonneは出入り禁止

そう、dayonneは出入り禁止

そう、dayonneは出入り禁止に決まってるだろ

 

そんな思いに駆られてしまっていたのだ

つい先日まで

 

 

その日、私は

老?若男女合わせて5人で渋谷で飲んでいた

 

梅雨空の中、傘も持たずに出かけたくせに

ウクレレとアコギとおもちゃのサックスと鍵盤ハーモニカだけは

頑なに持ちつづけていた

 

「そろそろ場所変えようか」

 

なんて話をして、お料理とお酒への対価を支払い

外に出ると

 

晴てんじゃん!!

 

私はおもむろに、でかい荷物の中から

おもちゃのサックスを取り出した

 

あなたはjSAXをご存知だろうか。

 

そいつがこれだ! 1・2・3

 

 

jSAX

 

 

見た目完全におもちゃ

でも、音はSAXという代物

 

酔いどれの特権とでも言おうか

なんとそこで吹き始めてしまったのだ

 

歩きながら

 

「全然音でないんだけど!!」

 

とか

 

「低い音が出せない」

 

とか

 

代わる代わる吹き始め

ジロリジロリと通行人に見つめられながら

センター街の外れを歩く老?若男女

 

なんか気持ちいい!!

やけに気持ちいい!!

ちょー気持ちいい!!

 

ちょっと吹いてみようか

なんて言いながら

代々木公園デビューを果たした

 

いや、果たしてしまったと言ったほうがいいであろう

 

dayonneとしたことが、やってしまったのである

 

 

ライブのあとなのであろうか

女子たちが引くことがない波のように押し寄せてくる

そんな中を老?若男女5人で逆走する

 

おもちゃのサックスを吹きながら

時折女子たちにガン見されながら

 

雨の後のじっとりとしたゆるーい風を

軽く肩で切りながら

颯爽と重そうに歩き続けた

 

もう、その視線すら気持ちがいい!!

 

人並みがとぎれ

ちょこちょこ歩きながらサックスを吹き

 

ここなら大丈夫じゃない???

ってところまでやってきた

 

私は持ち合わせていた楽器をすべて取り出した

 

実はこんなものまで持ち合わせていたのだ

 

そいつがこれだ! 1・2・3

 

 

ジャンベ

            ジャンベ

 

残念ながら

私の大きな荷物の中身ではない

 

 

テキトーにみんなで音を出しながら

それぞれ楽しんでいた

 

私はウクレレを持ちながら

音狂ってんな!

と思ってチューニングをしていた

 

チューニングをし終わって

さて弾くか

そう思って振り返ると

 

他の老?若男女が外人さんとしゃべっているではないか

 

あろうことか、その会話に完全に乗り遅れてしまっていた!!

 

いつも波に乗れないdayonne

あえて波に乗らない時もあるdayonne

 

彼は500mlのチューハイを小脇にかかえ

若干メタボなおなかをせり出しながら

我ら5人を相手にトークショーを始めた

 

綾小路きみまろ英語バージョンさながらに

マシンガントークが繰り広げられていた

 

その日は飲んだ勢いと

入ってはいけないと思い込んでいた代々木公園デビュー

やたらと持っていた楽器たちの仕業なのか

ハイテンションになっていた

 

そしていつしか漫談の中に

どっぷりと浸っていた…

 

いや、ドツボにハマりにいっていた

自ら飛び込んで行ってしまったと言っても

まったくもって過言ではない

 

彼はしゃべるだけしゃべり倒し

「そろそろ帰るからさ、LINEグループ作ってよ」

と言い出した

 

「今日はこんな時間だし、僕も酔ってるから

また今度飲みにいこうよ!!」

 

なんて言うもんだから

若い衆がLINEグループを作ってくれた

 

その作業が終わると

 

ホントに飲んだくれてたのかよ???

 

と疑うしかない正確な歩きで

原宿方面へと歩いて行った

 

我々も楽器を片付け

「面白かったね」

「本当に飲みに行くのかな?」

なんてしゃべりながら

原宿駅へ行き

電車に乗ってそれぞれの地へ帰ったのだ

 

ことは間もなく起こった

家に着いた頃を見計らってか

 

LINEグループを作ったはずなのに

ひとりひとりにLINEが送られてくるのだ

 

「ハイ!今日は楽しかったよ」

「ところであなた○○さん?」

 

老?若男女5人ともに送られた

 

思えば彼が去る直前

それぞれ自己紹介をした

 

私は自分の名前を覚えてもらう時に

使うネタを持っていて

それを実行に移したところ

 

彼に猛アピールをカマしてしまっていたのだ

 

怖い

代々木公園怖い

実に怖い

 

「私はdayonneだよ」

と送信した後

dear やら darling やら書かれて

しこたまメッセージが送られてくるのだ

 

なぜか鹿の写真とともに

 

なぜか会社での昼食の写真とともに

 

謎すぎる

ミステリアスにもほどがある

 

そして私は

彼とのやりとりを

はぐらかし作戦を使って乗り切っている

 

ガンバレdayonne

 

よし、みんな、

代々木公園で会おう!!

 

それではみなさん、さようなら。

 

 

 

糖質爆撃砲

 

 こんにちはdayonneです。

 

これだけ「糖質制限」とか「糖質OFF」とか

騒がれているご時世に、

糖質制限を知らない人はいないだろうからあえて聞いてみる。

 

あなたは糖質制限を知っているだろうか?

 

 

私は、気づいたらしていたクチだ。

白米が苦手。

でも一応日本人らしい。

将来どうなるかは明らかになっていない。

 

美味しいパンとかわからない。

もっちりふわふわとかなにそれ???

なんでパン屋さんに並ぶの?

 

なんでパンにアンコとかつっこむの?

意味不明にもほどがある。

 

ドーナツってなに?

糖質と油の集中砲火だよ?

 

いいの?

ホントに食べてていいの?

 

 

そんな私のごはんは基本玄米。

だって、玄米を食べると下痢するから。

 

あなたはこう思うことはないだろうか?

下痢ってサイコーって。

 

糞づまってるより絶対いい!!

下腹部ぽっこりの何万倍もいい!!

 

おなかの中身が全部出ているような

あの爽快感!!

 

あれがたまらんのだ。

 

日頃の鬱憤まで流れ出していく。

そんな気分なのだ。

 

でも、すぐに現実に戻される。

 

ウォシュレットで黄門さまが刺激されると、

私のホルモンとして提供される部位までお供する。

 

「ウグゥ… またやってしまった…」

 

下痢とウォシュレットを行ったり来たりしながら、

絞り出し切った時には

疲れ果ててもぬけの殻になっているのだ。

 

それはさておき、

 

 

現在、私は高速バスにて移動している。

移動経費削減中だ。

運転手さんに命預けている最中だ。

 

高速バスでの移動では、

途中のSAでの休憩がサービスとして提供される。

(違います)

 

気づいたら糖質制限をしている私が

突然あるものが食べたくなった。

 

 

 

 

         「デラ玉」

 

デラ玉

 

粉もん大好きなあなたは、もちろんご存知であろう。

 

中の焼きそばはうす味にしてあります。

中の焼きそばはうす味にしてあります。

中の焼きそばはうす味にしてあります。

 

って、看板に書いてある。

 

私は「うす味」という言葉が大好きだ。

迂闊にも思わず惹かれてしまった。

 

食べるのか食べないのか、いや食べよう

 

糖質気づいたら制限中の私にとって、

これは大きなチャレンジなのである。

 

いいのか?

食べていいのか?

食べてしまっていいのか?

 

店の前でしばらく自問自答し

(軽く不審者)

潔く購入した。

 

私:「デラ玉1つください」

店員おばさん:「はい、520円です」

 

粉もんを食べ慣れていない私には、

これが真っ当な値段なのか、

安いじゃん!!なのか、

ぼったくりやな!!なのか、

全くわからない。

 

そんなことを悶々と考えている間に、

店員おばさんは黙々と「デラ玉」を作っていく。

 

1分程度お互いに悶々黙々していると、

私のデラ玉が出来上がった。

 

店員おばさん:このままでいいですか?

 

ペラいパックのまま私に渡そうと挑戦状を叩きつけてきた。

涼しい顔で私のデラ玉を持って。

 

私:「はい、いいですよ」

  「あっちい!! あっちい!! やっぱり袋ください」

 

 

騙された、

あの涼しい顔に騙された。

 

片手にはアイスのソイラテを持っている。

空いている手で持つには、上下を持つしかない。

 

私はすぐに降参した。

 

店員おばさんは、しょうがない子ね…

って顔をしながら、

デラ玉をスーパーの袋みたいな袋に入れてくれた。

 

 

 

バスの車内は私の「デラ玉」によって

ソーステロがしかけられた。

 

どうだ、このソースの香りで

「デラ玉」を食べたくなっただろ???

 

自分の座席に戻り、

袋からペラパックに入ったデラ玉を取り出し

おもむろに開く。

 

どうだ、ソースの香りが目にしみるだろ???

 

とはいえ、あまりにも食べ慣れない私は、

どこからどう食べていいのやらわからなかった。

 

しばし考えたのち、

 

左の端から食べてみた。

 

卵が切れない…

あ、豚肉か…

 

頭の中で自分と自分が会話をしていた。

 

どうにか左端を切り分け、

口に入れた瞬間

 

「しょっぺ!! デラしょっぺ!!」

 

焼きそばはうす味にしてあります。

焼きそばはうす味にしてあります。

焼きそばはうす味にしてあります。

 

もしや、口に入れたのはソースの塊だったのでは?

もしや、おたふくソースをラッパ飲みしてしまったのか?

 

そう思い、私のデラ玉を見つめた。

 

いや、卵と肉がなくなっている。

ということは、私の口に入っている…

 

店員おばさん、ソースかけ過ぎだって!!

焼きそばうす味にしたって意味ないって!!

 

しょっぱくてしょっぱくて震えながら、

やっとの思いで完食し、

前の座席に付いているあみあみの部分に突っ込んだ。

 

とんだ糖質爆撃砲をくらってしまった…

 

前日に行われていた

「流しうどん」イベントを

 

糖質摂りたくないから…

って言いながらボイコットした私のままでいればよかった。

 

普通の気づいたら糖質制限状態に戻ります。

 

それではさようなら。