徒然草ぼうぼう

一応人間。ときおり呑んだくれ。

糖質爆撃砲

 

 こんにちはdayonneです。

 

これだけ「糖質制限」とか「糖質OFF」とか

騒がれているご時世に、

糖質制限を知らない人はいないだろうからあえて聞いてみる。

 

あなたは糖質制限を知っているだろうか?

 

 

私は、気づいたらしていたクチだ。

白米が苦手。

でも一応日本人らしい。

将来どうなるかは明らかになっていない。

 

美味しいパンとかわからない。

もっちりふわふわとかなにそれ???

なんでパン屋さんに並ぶの?

 

なんでパンにアンコとかつっこむの?

意味不明にもほどがある。

 

ドーナツってなに?

糖質と油の集中砲火だよ?

 

いいの?

ホントに食べてていいの?

 

 

そんな私のごはんは基本玄米。

だって、玄米を食べると下痢するから。

 

あなたはこう思うことはないだろうか?

下痢ってサイコーって。

 

糞づまってるより絶対いい!!

下腹部ぽっこりの何万倍もいい!!

 

おなかの中身が全部出ているような

あの爽快感!!

 

あれがたまらんのだ。

 

日頃の鬱憤まで流れ出していく。

そんな気分なのだ。

 

でも、すぐに現実に戻される。

 

ウォシュレットで黄門さまが刺激されると、

私のホルモンとして提供される部位までお供する。

 

「ウグゥ… またやってしまった…」

 

下痢とウォシュレットを行ったり来たりしながら、

絞り出し切った時には

疲れ果ててもぬけの殻になっているのだ。

 

それはさておき、

 

 

現在、私は高速バスにて移動している。

移動経費削減中だ。

運転手さんに命預けている最中だ。

 

高速バスでの移動では、

途中のSAでの休憩がサービスとして提供される。

(違います)

 

気づいたら糖質制限をしている私が

突然あるものが食べたくなった。

 

 

 

 

         「デラ玉」

 

デラ玉

 

粉もん大好きなあなたは、もちろんご存知であろう。

 

中の焼きそばはうす味にしてあります。

中の焼きそばはうす味にしてあります。

中の焼きそばはうす味にしてあります。

 

って、看板に書いてある。

 

私は「うす味」という言葉が大好きだ。

迂闊にも思わず惹かれてしまった。

 

食べるのか食べないのか、いや食べよう

 

糖質気づいたら制限中の私にとって、

これは大きなチャレンジなのである。

 

いいのか?

食べていいのか?

食べてしまっていいのか?

 

店の前でしばらく自問自答し

(軽く不審者)

潔く購入した。

 

私:「デラ玉1つください」

店員おばさん:「はい、520円です」

 

粉もんを食べ慣れていない私には、

これが真っ当な値段なのか、

安いじゃん!!なのか、

ぼったくりやな!!なのか、

全くわからない。

 

そんなことを悶々と考えている間に、

店員おばさんは黙々と「デラ玉」を作っていく。

 

1分程度お互いに悶々黙々していると、

私のデラ玉が出来上がった。

 

店員おばさん:このままでいいですか?

 

ペラいパックのまま私に渡そうと挑戦状を叩きつけてきた。

涼しい顔で私のデラ玉を持って。

 

私:「はい、いいですよ」

  「あっちい!! あっちい!! やっぱり袋ください」

 

 

騙された、

あの涼しい顔に騙された。

 

片手にはアイスのソイラテを持っている。

空いている手で持つには、上下を持つしかない。

 

私はすぐに降参した。

 

店員おばさんは、しょうがない子ね…

って顔をしながら、

デラ玉をスーパーの袋みたいな袋に入れてくれた。

 

 

 

バスの車内は私の「デラ玉」によって

ソーステロがしかけられた。

 

どうだ、このソースの香りで

「デラ玉」を食べたくなっただろ???

 

自分の座席に戻り、

袋からペラパックに入ったデラ玉を取り出し

おもむろに開く。

 

どうだ、ソースの香りが目にしみるだろ???

 

とはいえ、あまりにも食べ慣れない私は、

どこからどう食べていいのやらわからなかった。

 

しばし考えたのち、

 

左の端から食べてみた。

 

卵が切れない…

あ、豚肉か…

 

頭の中で自分と自分が会話をしていた。

 

どうにか左端を切り分け、

口に入れた瞬間

 

「しょっぺ!! デラしょっぺ!!」

 

焼きそばはうす味にしてあります。

焼きそばはうす味にしてあります。

焼きそばはうす味にしてあります。

 

もしや、口に入れたのはソースの塊だったのでは?

もしや、おたふくソースをラッパ飲みしてしまったのか?

 

そう思い、私のデラ玉を見つめた。

 

いや、卵と肉がなくなっている。

ということは、私の口に入っている…

 

店員おばさん、ソースかけ過ぎだって!!

焼きそばうす味にしたって意味ないって!!

 

しょっぱくてしょっぱくて震えながら、

やっとの思いで完食し、

前の座席に付いているあみあみの部分に突っ込んだ。

 

とんだ糖質爆撃砲をくらってしまった…

 

前日に行われていた

「流しうどん」イベントを

 

糖質摂りたくないから…

って言いながらボイコットした私のままでいればよかった。

 

普通の気づいたら糖質制限状態に戻ります。

 

それではさようなら。